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奥鬼怒温泉 手白澤温泉ヒュッテ3-6@夕食1

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露天風呂でぼーっとしていると17:30に焦げ臭い匂いが立ち込める。見渡すと母屋の方から黒い煙が立ち上っている。最初は火事でも起きたのかと思ったが食堂に薪ストーブがあったことを思い出す。もうすぐ夕ご飯の時間だ。いろんな準備が進んでいる


この宿で嫌だなと思う所は、帰る時間が背後からヒタヒタと近づいているのを何かの拍子にふと感じ取ってしまう点。そして到着から数時間しか経っていない夕食の、とても楽しいタイミングでそいつはひょっこりと顔を出す。旅館の1泊2日なんて何処でも同じスケジュールで過ごすだけなのに、手白澤温泉での帰りたくない病発症後の辛さは耐え難いものがある。

そんなわけで連泊することにした( ̄ー ̄)ニヤリ


18時開始。本日は我々含め2組。
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BGMは最初に泊まった3年前から全く変化がない。それが嫌かというとそうでもないんだ。音楽が鍵となって以前来た記憶が蘇る。その再生された昔の記憶を感じながらの食事は「戻ってきた」感が強くなる。

でももっと攻めても良いけどね

セルフの飲み物類
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水・緑茶・紅茶・珈琲が無料のドリンクバー的に。親切・お得


以前はテーブルにピッチャーはなかった気がする。ありがたい配慮
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水があるとお酒が進むよ


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メニュー構成としては最初に左側の料理が並んでいて、後から魚料理・肉料理・ご飯・デザートが配膳される。

懐石料理ではないので酢の物や茶碗蒸しは出ない。物足りないように見えるかもしれない

初期配膳
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この料理で30分ほど過ごす。もちろんお酒の有無でペース配分を変えてくれるのであろうが、たどり着いた祝杯を上げずにいられるわけがない、よね?そしてねぎらいや心地よさを語り合いながらの食事はとてもスローペースとなる。


ワインリストもあるが、知識がないから見ても理解できない
だから「赤のオススメ下さい」とわかったような顔して注文する
ボトルで頼んでも値段は安いからそんな注文の仕方でも安心
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キティマ ・キリヤーニ  ヤナコホリ・ヒルズ(ギリシャ)5000円
(ワインってルビが振ってあっても発音しずらくて「農民ドライ」とかを注文してしまうよね)


フルボディのずしっとした味。口のリセットにピッタリな渋み。旨い

「イチゴやプラムの果実味を持ち、山椒や胡椒のスパイス香やタイムを思わせるアロマが…」みたいなスノッブなことはわからねぇ

「山奥で美味しいぶどう酒を飲む自分に酔う」アイテムだよ。

食前酒
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とmこさんの定番おかわりアイテム。疲れた体に甘い食前酒は体によく染みる

これはおかわり
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下戸にはこの量で心臓バクバクだそうです

広い食堂で2組での食事だと気まずい雰囲気になると思われるかもだが、BGMは軽やかで空気は柔らかく厨房からは和気藹々な歓談が響いてくるので居心地は素晴らしく良い。特にご主人の(遠慮ない)笑い声は食堂まで轟き渡り、厨房に混ざって一緒に歓談したくなる魅惑に駆られる。

岳野郎は時々悲しい雄叫びをあげるの

サラダ
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とても美味しい。サラダのおかげで疲れた身体が軽くなった気がする

お新香盛り合わせ
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鹿刺し
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ジビエにしては、ブルーすぎかしらんと思うけどね

醤油とニンニクで
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八潮鱒のマリネ
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葉わさび
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独活のキンピラ
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でも絵を見る限りなばなっぽいな

全体的に大人な味。苦味や辛味で胃が刺激される。

ひとつひとつの料理の感想を喋りながら山奥の旅館で贅沢なひと時を過ごす

岩魚の塩焼き
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同意は得られないかもしれないが、鮭の皮に相当するのが岩魚の頭。つまり一番美味しい部分は頭だ。頭をカリカリに香ばしく焼いている旅館に外れはない
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ポン酢もあるけど、味変する間もなく岩魚はどこかに消えてしまう
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3匹くらいあっても良い。追加料理のオプションが欲しい(が、実際にはそんなに食べられない)

付け合せも美味しい色をしている
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美味しい

牛肉の赤ワイン煮込みDSCN1118
秘境で出てくる料理じゃないよ。一般的な旅館でも手白澤のクオリティには勝てないかも

150gはあるかな。すごいボリューム
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ほろほろの肉で食べやすいはずなのに、みるみる満腹度が上昇する

ご飯は肉料理と一緒に持ってきてもらう。あとで頼むこともできる
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「お代わりはどうですか?」と勧められるが、お腹いっぱいです

蕎麦掻汁。洋風構成なのに香り高い和風のだしが食堂に広がる
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静かに潜む2個のそばがきが実に凶悪。モニュモニュと噛んでいるうちに胃がパンパンになる

シャーベット。重くないデザートがありがたい。薪ストーブの前に移動する
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ワインは半分残した。それ以上は入らなかった。でも明日があるから安心して残せる

文字通りすぐ寝た。19時半
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「よく寝たぁ」と起きたら夜中2時。さぁ、風呂に入ろう!


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