5時に目が覚める。共同浴場は6時からなので、さてどうしようかと布団の中で思案する。気軽に荷物の確認もしないで来てしまったので外套を持ってくるのを忘れた。長袖シャツしかないので三水館のお湯で体を温めてからダッシュで行ってこようと湯小屋へ向かう。日の出は7時直前、山間の旅館に日が差し込むのはそれからさらに数十分後だ。6時にお湯から上がり準備は整ったが、外の暗闇を見ていると共同浴場に行くのも馬鹿らしくなってしまいそのままロビーで故ニャン蔵とウダウダする。

館内は暖房が効いていて、床暖房も有り、薪のストーブも稼働しているので寒いと感じることはない。湯小屋に移動する時だけヒヤッとするが、15秒ほどの我慢だ。そんな環境なのでTシャツで過ごしていたのだが「寒くないですか?」とご主人・女将さん・従業員の方に聞かれることとなった。僕からすれば寒くなれば風呂に入れば良いし風呂に入れば館内は暑いしで厚着する必要は感じない。ま、脂肪を着込んでいるのだよ。高性能だけど脱げないの

朝食は8時半固定。とてもゆっくり開始される。チェックアウト時間が10時半に設定されているので朝食が遅くてもバタバタはしなくて済む。

器を眺めながらの朝食
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鰯だ
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様式美の塊の旅館だね
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 何撮っても画になる

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完成
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朝食を食べ始めるタイミングで厨房からコーヒーミルで豆を挽く音が聞こえた。ふむふむ

ブリブリした鰯
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イワシに添えられたみどり大根は辛味以前に大根の青臭さが前面に出てきて「うえぇ…」となった。
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だがこれを「まずい」と表現してはダメだ!!三水館フリークから避難されてしまう。まだ僕に信心が足りていないのだ。土の恵み土の恵みと呪文を唱えながら有り難く頂く。

牛蒡きんぴら
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定番メニューになるが、量は少ない。久しぶりに真面目に向き合ってみると、塩分濃度はかなり濃い。塩辛いと感じるの一歩手前の味付けになっていて、普通のきんぴらより牛蒡の輪郭がはっきり感じられる。このしょっぱうまいが絶妙。旅館に泊まると必ず料理を再現しようと試してみるが、このきんぴらは真似できないなと諦めた。

ちなみに「量が少ない」というのは褒め言葉。大量のキンピラはキツイもの

後のおかずも定番で
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うん、苦しくなくて、ベストな量だ


コーヒーは電動ポットから金属のポットに変わっていた
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挽きたてのコーヒー。コーヒーを飲みながらのロビーのひとときも宜しい
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日差しも演出の一つのようだ
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綺麗に晴れてロビーからの眺めは美しいが、左側から煙草の煙がチラチラと目に入る。極度の嫌煙になると匂いだけじゃなくてタバコの煙にもイライラしてくる。困ったもんだ。でもさぁ、この朝食の後に毒を吸う必要ある?