部屋は寒くなかったが隙間風が顔を撫でるので夜中は時々目が醒めた。寒いだけではなく山の強風も耳に響いた。

4時に内湯に向かいダラダラと過ごす。5時に風呂から上がりパンを摘んでもう一眠りする。

7時に自炊場に行き昨日の鍋の残りを温めてご飯をぶち込む。1合炊いて僕が食べなかった半合。雑炊にするのに丁度よい量だ。7時から野天風呂が開いているがとm子がまだ寝ているので朝食の準備をしながら自炊場で過ごす。一人で野天風呂にいっても良いけど、後でクレームがつくので大人しくしている。ま、貸し切りだから急がなくても良い。居心地の良い自炊場で料理しながらボーッとするのも心地の良いものだ。鍋はくつくつと美味しい音を立てている。料理は楽しい

いとうさんが自炊場の前を通って僕を見つけ「温泉卵食べますか?」と聞く。「頂きます」と答えると「2人?持ってきますね。むりょ~で~す」といって居なくなる。この時初めて会話をしたが、このあと濃い接触をする。

下まで行って取ってきてくれたのだろう。有り難い
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「10時から立ち寄りの人が来ちゃうからその前に野天風呂どうぞ」と言われたのでとmこを起こして坂を下る


晴れているのに雪が舞う。美しい景色だ
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風花と雪のどちらも含んでいるのだろう。空から満遍なく降る雪より風に運ばれて増減する雪はどこか神秘的だ。空気がキラキラ光る。整えられていない本物の自然の中にいる

前日夜にお湯を抜いて、朝一の風呂は誰も入っていない一番風呂。こういう贅沢な部分を宿泊者限定にしているのもとても嬉しい
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41℃に調節された野天風呂は非常に心地よい。大きい湯船だから、熱くなったらぬるい場所に移動したり立ち上がって体を冷やしたりして1時間半ほどお湯と戯れた。1泊4450円で露天風呂付き+貸切なんて安いにも程がある。

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とmこがつららをご所望だったので数本もぎ取る。湯船でつららを細くしてケツに刺したり挟んだりして遊ぶ。気づいたら左手の親指が3ヶ所切れていた。我らはいつまでも子供だ。

湯上がりにいとうさんから「お茶でもどうぞ」と声をかけられ有り難く頂く
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ここも温泉を使った床暖房なのでほんのり温かい
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季節ごとの野天風呂の写真が有り、綺麗だ
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野沢菜漬も出して頂いた
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スーパーで(量が多くて)買うのを諦めたので、食べられて嬉しい

いとうさん、見かけによらずとても話好きの人である。趣味の話から滝の湯の話から色々と説明してくれる。

いとうさんのインスタグラムなので見る宜し
長野高山村滝の湯 番頭(https://www.instagram.com/takinoyu.banto0316/

滝の湯の情報もマメに更新しているから公式HPからリンクしておけばよいのに。

いとうさんは番台なので、経営者は別にいる。一時的に関西の人が経営した時期もあったようだが今は昔からの経営者に戻っている。その辺の詳しい話は割愛するが「出来るだけおもてなしを大切に」と言われているらしく、確かにおもてなしを受けたが、サービスが良すぎるんだよ。書いて良いものか悩んだが隠す必要ないよね

「歯ブラシ持ってるかもしれないけど良かったら使って」手ぬぐいと共にもらう
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「ファンヒーターの灯油の残量を昼頃に確認したい」と言われたので「ボタンが死にかけてるんよ」と言ったら速攻で違うファンヒーターと交換してくれました。フットワークも軽い

座布団の側に枕とタオルケットも置いてあって寝転んでも良いらしい。
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宿泊の人は部屋に帰るのが面倒くさくてここを休憩所としてごろごろする人もいるみたい

パンフが置いてあったので帰りに寄ってみるか
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いとうさんは自分のことを「味噌屋」と言っていたが、どういう関係なのだろう?

雑炊食って寝るか
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ここの温泉卵は完璧
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今まで色んな所で食べてきたけど、黄身の固まり具合が最高の温泉卵です。なんで最近の温泉卵は黄身は生がデフォになってしまったのだろうか?固まってこその温泉卵なのに