18:00か18:30開始をチェックイン時に選ぶ。呼び出しはない
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手前に6席
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奥に7席
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「手前と奥」というより「部屋と廊下」くらいの格差があるので広い空間で食事をしたいなら値段の高い部屋に泊まりなって感じか。本日は4組なので、みんな仲良くこの部屋。



おしぼりはぎっちり冷えていてとても気持ち良い。ニオイも良い
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さて、どうなることか
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飲み物メニューはこっちを見て

会津中将 純米酒
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日本酒は指定しなければ半合(90ml)での提供っぽいです

最近、純米吟醸を主に飲んでいるので普通酒がいまいちだったら、有料メニューに移行しようと考えていた。無料に拘る必要もないし

でも、やはり会津中将、普通酒でも十分旨い。無料の範囲で十分と判断した。日本酒のセレクトは良いでしょう



とmこ 桃ジュース
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メニューはあっても、フランス料理を食べない人なので文字が理解できません。今からメニューとにらめっこして日本語に翻訳してみます。間違ってるかもしれないし、日本語に直すと寒い感じになるけど理解は進むかも


本日のアミューズ 一口のお楽しみ(本日のお楽しみ 一口のお楽しみ)
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「器の滑り止めに味噌やクリームを塗ってあります。宜しかったら日本酒と一緒にどうぞ」だって
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面白い。全部指ですくい取りました
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ニシンのマリニエール 旬感スモークにて(鰊の白ワイン、魚のだし汁、エシャロットを加えて煮込み、バターを加えたもの 旬感燻製にて)
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鰊はほんの少し火が入っているのかな程度の生感

ふきのとうとフロマージュのコンポーゼ(ふきのとうとチーズの複合)
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山菜とチーズ。もっとふきのとうがガツンと来ても良かった


あいず野菜のフォンダン(柔らかいあいづ野菜)
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トマトのムース
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旨し

天豆のクリスティアン 山塩をまぶして(空豆のパイ生地などをカリカリとした歯ごたえに仕上げる調理法 温泉を煮詰めた塩をまぶして)
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天豆って空豆の別名なんだね

甘エビのミキュイ シトロンオイルを絡めて(半生の甘エビ 檸檬油を絡めて)
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富山産だったかな。シトロンオイルって檸檬油と訳してみたけど刺激感はないから多分違う

花泉 本醸造
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これはただの水
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僕は部屋を背にしていたので分からなかったけど、お兄さんとお姉さんは常に僕らを監視してとても細かく水の補充・飲み物の注文を受けていたようです。とmこは感心しておりました

新玉葱と栗かぼちゃの冷製スープ
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かぼちゃの余韻に玉ねぎの甘みが少し顔を出す
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パンは可愛らしいサイズでお腹に影響なし
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とmこ「映えする画って、少しずらすんでしょ?」
とむこ「そうなの?聞いたこと無い」
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「パンで拭って食べて見て下さい」と言われたけど勘違いしてディップして食べたIMG_9355

栄川 純米酒
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フレンチに日本酒?これが悪くないんです。まりあーじゅです

本当は「仁井田本家 燗誂え」が呑みたかったけど、燗誂えの読みが自信なくて諦めた。「にいだほんけ かんあつらえ」


とmこ 梅酒ロック
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珍しくお酒を呑む








お姉さんが食べ終わった食器を片付けに我々のテーブルに近づいている時だったと思う

ふと外を見て「熊がいる」と僕は呟いた
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「鳥がいる」「犬がいる」と言った時の口調と同じだった。窓の外に黒い物体が動いているのが視界に入って、ツキノワグマの雌か雄の子供だと思った。視覚からの情報が脳に伝わり処理が終わった証拠として、そしてそれが当たり前の状況ではないと心の奥底で理解しているから、声に出したのだろう


とmこ「え゛?」
お姉さん「えっ?」
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二人して窓の外を見る

とmこは写真を撮るために慌てている
お姉さんはとても微妙な顔をしている


お姉さんの表情から、彼女が何を考えているのか掴めなかった

「いつでも見ることができる物を、大袈裟に」
とも
「あらあら、面倒事」
とも
「どうでも良いから、はやく次の仕事に取り掛かりたい」
とも
受け取れた。だから「熊がいる」と口に出した事を少し申し訳なく思った



初めて訪れた場所なので「熊がいる」事の扱いが全く分からなかった。熊は緊張感もなく怯えもせずのっそりと呑気に振る舞っていた。僕が知らないだけで毎日この時間に顔を出しているのかもしれないし「アベちゃん」なんて愛称が付いていて、みんなに慕われているのかもしれない。だから「こんなこともあるよね」と平静を装ってみたが、とても貴重な出来事だった。後から配膳に来たお兄さんは「4年いますがこんな優雅に歩いているのは初めて見ました」とクールに驚いていた。

食事中に即座に動画を撮るなんて流石だ

とむこもとmこも騒ぐ人ではないので誰にも気付かれず、4人で熊をぼーっと眺めた

そしてお兄さんが他のお客さんに熊がいることをそっと伝えてから歓声が上がり、みんなで熊を見て盛り上がった
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食事の終盤、ちょっと偉い人なのかな?クッソ派手な赤パンを履いたお兄さんが熊鈴をもって外に出ていく。周囲の安全を確認しに行ったのだろう。杖を槍のように掲げて、少し及び腰な姿を見てお姉さんは爆笑していた(とmこ談)


鯛とサーモンのタルタル 野菜のヴィネグレットをつけて(鯛と鮭のタルタル 野菜と酢と油を混ぜ合わせたドレッシングをつけて)
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ソースについては細かい説明があるのだけど、聞いたそばから頭から消えていきました
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僕は「このタルタルをアジフライの上に載せたらどんな味になるのだろう」と夢想した 


鮎のロティ アロマートソース(鮎の焼き魚 野菜をたくさん使った香味野菜のソース)
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一晩マリネしてから火を入れている

僕が先に口をつけてニヤリとする。とmこが食べた瞬間「苦い」と言い、僕はさらにニヤリとする
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内臓の苦味が非常に強い。一つの調味料として機能している

ワインスプリッツァー(赤)
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黒毛和牛ロインのロティ。葉ワサビのエマルジョンをソースに(黒毛和牛背側の肩からももにかけての部位のものの焼き肉 葉ワサビを乳化させたものをソースに)
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80g弱かな。大きい
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とうもろこしの間引きしたものを敷いているだと思う
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和牛はそれだけで完成されてるだけに、ソースがどうしても負けてしまうね。難しい食材だ
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やっぱ塩かね…


ワイナリーこだわりのグレープジュース
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飲んで首を傾げるとmこ。もらって飲んでみるとぶどうジュース。今書いていて気付いたんだけどとmこさんは「グレープジュース」を「グレープフルーツジュース」と勘違いしていたんだと思う。


ずいぶん日が暮れてきました
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やりいかのちょこっとパスタ
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パスタはちょこっと?だけど、ヤリイカと貝柱はゴロゴロしている
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胃がぷくっと膨らむ

ここでウイスキーのロック
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ウイスキーには甘いものが合うのだ。飲み放題の利点はちょこちょこと飲み物を変えられるところだね

会津ベコ乳とマスカルポーネのクレマージュ
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クレマージュが調べても分からなった。硬いクリーム的なものだった
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ブルーベリー・ラズベリー・ミントはフレッシュでみんな刺激が強い。デザートでマッタリしようとしたのに目が覚める
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下の生地も硬くてしっかりしていて主張が強かった。小さいけれど満足度が高い


何も言われなかったが、デザートの器も生クリームで固定されていた。生クリーム美味かった

この模様はどうなんだろうw
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お腹は8分目と9分目の間。非常にバランスの良い満たされ方。1時間後の夜食を楽しみに待てる余裕がある。アアルトで「量が足りない」と思う人はお櫃が出てくる旅館が良い。僕はお腹いっぱいにならなかったことに感動した

紅茶。とむこはまだお酒に満足していなかったので辞退
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ほんのり温かいミルクをザバッと注いでミルクティーに
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1時間50分。長い夕食だった。でも「あぁ、2時間経ったのかぁ」と食後に思っただけで、間延びも飽きも一切なかった

味わいながら 話しながら 眺めながら ゆっくりと時間を食べた

食事という原始的な喜びではなく、時間という慶びをaaltoで摂った。そういう栄養は人生をこの先ずっと暖めてくれる


胃に詰め込むような食事じゃないからまだ体に余力はあるな、ロビーでもう一杯だけお願いしたいな、と思った。豆菓子の画も欲しい(もじもじ)
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厨房の忙しそうな音が漏れ聞こえてきて、一旦部屋に戻る。少し落ち着こう


部屋から中庭を眺めるとライトアップが綺麗だった

でも、カメラが優秀ですごく明るく写してしまう(僕らはカメラの設定は絶対イジれない人)

とmこ キヤノン一眼
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これじゃカーニバルが始まっちゃうよ

とむこ ソニー ミラーレス
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緑補正のだめな子

スマホのカメラが一番正しい明るさでした。寂しい明るさ
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ちょいと風呂に入って、それからロビーでお酒を飲もうとしたら、お湯で血の巡りが良くなり酔いが強くなったので寝酒は止めた。部屋からバスタオルを持参したつもりがバスマットを持ってきていた。拭き心地が硬くて気付く

十分酔っ払っている


昼間は見かけなかった虫たちも夜の明かりに引き寄せられているIMG_9449
ゾウムシ

アシダカグモの赤ちゃんも。ベイビーは種を超えて可愛い
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建物が新しいからって虫が出ないわけがない。彼らの場所に我々が侵入している。「自然が綺麗!沼が幻想的!!」って思うなら虫もじっくり観察して欲しい。「虫が綺麗!幻想的!!」って感じなければそれは片手落ちだと思う。虫のメカニカルで合理的な形は生きている芸術。彼らを嫌ったり殺すなんて駄目だよ


部屋へ戻るために階段を上がっていると、なにやら上で気配が。お互いに気配を感じ取りやや不穏な空気が流れたが、影の者は3階にススっと消えていった

そして夜食が届いていた
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醤油の焼きおにぎり。食品サンプルのように綺麗な焼き色。そして上品な味
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まだほんのり温かい。おいしかった

おやすみ

とmこのお夜食その2
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