胃に隙間ができたのが22時半。やっと起き上がることができて風呂に入り寝酒を飲む。深夜まで管を巻くと寝不足になるから、ぐいっと2合飲んで布団に潜る。そういう飲み方をすると夜中に何度もトイレに起きなければいけなくて、全く意味のない寝酒だった。普段ならトイレのついでに湯船でうつらうつらするが、おくむらのお湯は熱くて体に悪いので静かに布団に戻る。部屋にトイレがないのは慣れているが、部屋の内ドア・ドア・トイレのドアと3つのドアを開け締めするのは流石に面倒だった


談話室は喫煙所としても使われているので近づきたくないが、同泊者に喫煙者は居なそうだったので朝風呂後に偵察を兼ねてコーヒーを飲みに行ってみる
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ご主人が帳場に居たので挨拶をする。ネスカフェのインスタントコーヒーメーカーは使ったことはあるから聞かなくても大丈夫だろうとボタンを押すと反応がない。
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あれ?と思っているとご主人が走ってきて「コーヒー飲みたいんなら声かけてくれないと」と言いながら水を換えて電源を入れてくれる。「電源切ってあったんですね」「いつも点けてねえよ」という口調がとても可愛らしい(文章にすると生意気な感じになるが嫌味な雰囲気はない)。2年ぶりに会ったが、本当に人に垣根を作らない人なんだなと思う。いつもニコニコしている
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密かに再開を果たし、おくむらに来た目的を達成した
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朝食は7時半以降だったので、7時半に
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呼ばれたのは7時15分。夕食同様早いね。僕らが早くから館内をウロウロしているから早く呼んでくれているのだろう(遅くなるよりありがたい)

夕食が一点豪華主義に対して朝食は旅館王道
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ご飯は女将さんが装ってくれた
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「布団はどうする?また寝る?」と聞かれたので「また寝ます」と答えた。IMG_7884

前回同様、ほわほわと湯気が上がる卵焼き
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前回来たときに配膳のおばちゃんとテレビを一緒に見ながらおしゃべりしたあの時が、今でもとても懐かしい
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部屋に配膳してもらったから、テーブルに朝食が揃うのを眺めながら、おばちゃんもテレビを見るときには手が止まりゆっくり時間が流れた
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今回は別の部屋に用意されたからそういういっときは無かったけれど、おくむらは前回と変わらず静かで落ち着く旅館だった
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立地も多分に影響しているのかなと思う。諏訪大社にも諏訪湖にも近い、やや神秘的なロケーション
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僕らが生活している場所よりも、時間の流れが遅いような気もする
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おくむらの朝食、やっぱり美味しいです。先鋭的ではない、昔からの旅館の朝食
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ご飯もお櫃だが、胃の負担は大きくなく
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チェックアウトするために部屋から出ると、廊下にいたおばちゃんが「ありがとうございました」と声をかけてくれる。多分、前回来たときに食事を運んでくれたおばちゃんだろう。今回は宿泊者が少なかったから出番はなかったのだと思うが、おくむらではこのおばちゃんたちもとても印象深く残っている。

初めて泊まった時は箸を、今回はタオルを頂いた。宿泊料はとても安いのにお土産まで頂ける。


去年と同様、車が見えなくなるまで見送ってくれる。ご主人は両手を大きくぶんぶん振って見送ってくれる。僕は以前から「お見送り」というのは「ドライバー視点でいうと」とても厄介なので止めてくれとブログに書いてきた。お見送りをされるとナビの設定をゆっくりできないし「まだ手を振ってる」とバックミラーで確認しているとよそ見運転になるので危ないし。

でもな、見てる見てないに関係なくこちらが心配になるくらい大きく両手を振って見送られると「あぁまたすぐ来ますから」という気持ちになる。前回の別れの時と全く同じ感情が湧き上がった。どうぞいつまでもお元気でいてください