18時又は18時半開始。チェックイン時に選ぶのだけど仲居さんの「18時か、ちょっとゆっくりめの18時30分のどちらがよいですか?」の言葉に萌える。”ちょっとゆっくりめ”という言葉が付くだけでなんと優しい表現になるのだろう。それだけで事務的なやりとりから心和らぐ会話に変わる。15分前に用意に来ますとの事

時間通りの17時45分にチャイムが鳴る
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漆塗りの敷板を用意してくれた。50年以上使用されているらしい
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値段が変わらず「記念日プラン」とか「親孝行プラン」とかあって特典がお得なのだけど僕は記念写真プレゼントが恥ずかしかったのでスタンダードプランにしました。記念日でもないし


公式HPで予約時に注文できる新潟地酒の宿【飲み比べ】 3,000円BlogPaint
HPより
地元【大洋酒造】さんの地酒を各1合飲み比べ頂けます。
・北翔(普通酒)酒度+3、精米歩合55%、原料米(五百万石)
・紫雲(純米吟醸)酒度+2、精米歩合55%、原料米(越淡麗)
・大洋盛(大吟醸)酒度+2、精米歩合40%、原料米(越淡麗)
また、大吟醸の酒粕を使ったジェラートもデザートの際、お召し上がりいただけます。
(ジェラートは双方忘れていたようです。今思い出しました)

1合ずつどっしりと入っているのが良い。グラスの飲み比べは好きではない
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普通酒の北翔が一番美味しかった。精米歩合55%で普通酒っていうのもどうかと思うけど

梅酒飲み比べBコース 1,500円 Aコースは1,200円だった
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十年古酒仕込み梅酒が貴重品らしいです

沢山写真を撮ってたみたいなので、載せておくね
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お箸が細い
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和室の座椅子のクッションは高さがあって体の収まりが悪い。とむこは女の子座り、とmこは体育座りじゃないと落ち着かなかった

敷紙には山菜のイラスト
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品書き
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食前酒の梅酒
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とmこ的には飲み比べよりもこの梅酒の方が気に入ったようです。アルコール強めで熱い液体が食道を通る


先付 山菜盛り合わせ

美しい山菜たち
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「部屋に風呂があるから」程度で予約したが、山菜を出す旅館なので旬にばっちり合いました。5月連休後が一番多彩との事。なので旬が終わると食材に使われる山菜は当然減るそうです。塩蔵などで1年中何かしら山菜は食べられますが、やはり生き生きとした山の芽たちは新鮮なほど滋味深い

かんぞうと菊の花の中華和え
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真上にあったので最初に箸をつけましたが、いきなり中華で意表を突かれる

いたどりのきんぴら
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青こごみの雲丹ソース
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海と山

うるい酢味噌
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しらすとこしあぶら
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行者にんにくみそ
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山菜はどれも仄かな味を楽しむもの~なんて油断して口にしたら、まぁ主張の強いこと。一回歯磨きして口をリセットしたくなる

赤コゴミの胡麻醤油あえ
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仲居さんはとても親切で説明も細やか。質問すると窓を開けて「あれは〇〇」「これは〇〇」と教えてくれる。宿の敷地内に様々な山菜が溢れている。知らなければ雑草にしか見えないが

前菜 蕗の薹海老真丈 鮭の酒浸し 鰆チーズ巻き 黒梅貝旨煮 蛸の柔煮 
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(品書きに鮭の酒浸しとありましたがわらびの醤油漬けとトレードのようです)

蕗の薹海老真丈
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蕗の薹の天ぷらね、ふんふんと食べると実は海老真丈がメイン
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ちゃんと蕗の薹の苦味も感じる

柔らかい蛸
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真ん中「鰆のチーズ巻き」はいわゆるチータラの味がします
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黒梅貝旨煮「お塩は残していただきたいと思います」全部舐めちゃったけどね
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とmこ「出して」
とむこ「なんで俺が…」
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殻ごと食べればよいのに、先端の肝が嫌いなくせに

ひょろりと長いわらびは筋もなく柔らかくて美味しい。酒飲みならここまでの前菜で1時間過ごせるんじゃないかな?季節を味わう贅沢が目の前に広がっている。ちびりちびりとやりたくなる


造り 海の幸三種盛り三種の味で
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ソイ キミオ(ホウボウ) メバル
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エディブルフラワー・すだち・紅たで・わさび

ほうぼうの事を青森から北陸にかけては「キミオ・キミヨ」と呼ぶみたいね。語源が知りたい。仲居さんは「ウーパールーパーみたいな魚」と表現していました。それにしても白身で揃えるって結構珍しいんじゃない?。そしてどの魚もとても旨い。地魚というのも良い

醤油 白ポン酢 鮭の魚醤
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白身は醤油か塩(黒梅貝から流用)、海藻はポン酢、魚醤はう~んって感じ。白身だからかなぁ

あかもく・雪そうめん
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うまい

吸物 新潟産空豆すーぷ
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オリーブオイル?が浮いている
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優しい味


強肴「メバル煮付け」と「豚しゃぶ」から選べたので一つずつお願いした

しゃぶしゃぶ 村上茶を煮出す
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沸騰したら取り出す
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火力は弱いので煮る感じになった
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お茶でしゃぶしゃぶするのは初体験。食材の味がした後、カテキンを感じる。緑茶の味というより渋みでさっぱりする。長く煮出すと食材の味が消えてしまうとの事。

メバル煮付け
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姿煮
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よく染みて美味しい
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お凌ぎ 自家製胡麻豆腐
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器に入った胡麻豆腐って初めてかも
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ふわりととろりと
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次の天ぷらと一緒に食事を用意するか聞かれる。お願いする。おにぎりとかバリエーションもあるみたい

春野菜の天麩羅盛り合わせ
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山葡萄の葉・青こごみ・雪の下の葉・こしあぶら・タラの芽
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とmこ「霧積温泉思い出すね」
とむこ「なんでも揚げちゃう所ね」
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甘酢漬け ヤマウド・アサツキ・ツクシ・イタドリ・カンゾウ
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関川産こしひかり(たけのこご飯だった)
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メバルの煮汁を白米に掛けて食べたかったがあてがはずれた。でも良し

キミオのアラ汁
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胸ビレがごろっと入っている
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若女将スイーツ盛り合わせ
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いちご
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蕗の薹のシフォンケーキ
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ふんふん

蕗の薹のアイス
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蕗の薹のアイス、すごい蕗の薹だった。蕗の薹を丸かじりしているようだった


天ぷらが出てくる直前からとむこは調子が悪くなる。変な動悸が止まらない。最初は「なんか変だな」程度の感覚がデザート配膳時には座っているのも辛くなる。デザートは放置してなんとか2階まで上がりベッドで唸る。なんで急にこんな調子が悪くなるのだろう…

20分ほど悩み、あぁそうか湯疲れだと水を無理してごくごく飲む。夕食時も水を随分飲んだがトイレにいきたくならなかった。14時にチェックインして調子に乗って風呂に入りすぎて脱水したのだ。塩泉だから体から水分が搾り取られてしまった。3合頼んだ酒も1合しか入らず、それなのに地獄のような気持ち悪さを感じながら2時間過ごす。22時、脱水は改善し気分も良くなった。隣の部屋から微かに聞こえるイビキを聞きながら回復するのを待つ。とmこは1階で自由に過ごしていた