鹿教湯温泉 三水館

三水館は、現在までに9回。宿泊回数としては最多です。
よく飽きないなぁと思われるかもしれませんが、それだけ魅力がありますよね。
結構気に入った旅館でも2回行くと満足して、3回目って殆ど無いです。
そういう意味では貴重な宿。


宿泊ごとではなく、なんとなく思いついたことやら書いてみたいと思います。



美味しいものが食べたくて、新しい宿を探す気力もなく、だらけたい時
空き室があれば、最低限の着替えを詰めて着飾らずにお邪魔します。
でも高級車で来られる方も多いのでみすぼらしさは目立ちますが
平日泊組の特権です。土日休みだったら予約を取るのも一苦労でしょうし
私たちも縁はなかったと思います。なんかすいません。


食事と過ごし方

料理に派手さがない物足りない、と良く耳にしますが私はいつも首を傾げてしまう。
十分なご馳走ですし、ボリュームだってデザートまで完食できるかいつも心配です。
特に鍋がメインの時は気合が必要です。

まぁ興味のあるものだけつまんで食べると物足りなく感じる人もいるわけで・・・
地の物・旬な物が料理のメインなので、色々な野菜が出回る初夏から秋までが
楽しい季節です。

あぁ、野菜を高級食材と捉えない人たちには相性が悪いのか。
野菜はご馳走で(肉・魚より)多彩ですよ、と私は考えます。

湯あがりにロビーでウダウダしていると夕方から出汁の香りが漂い始めます。
揚げ物を揚げる音も聞こえてきて、この時間からまぁ幸せです。
出汁の匂いに包まれて、微かにプツプツと音が聞こえます。
料理の匂いがしてくる旅館って良いですよね。変に安心してしまう。
どんな料理が出てくるか想像しながら、世間話をしたり猫を探したりしてお腹をすかせます。
心配な時はもう一度お風呂に入って汗をかいてもいいし、宿周辺を散歩してもいいかも(何もないけど)。

ロビーが混んでいるときは、部屋で「丸子テレビ」を見て過ごします。
地方ローカル局なのですが、素朴な内容が耳にうるさくなくて大好き。
近所のお家の普通の雑種犬の紹介を20分ほどかけて念入りに放送してたり
和む話題ばかり。関東の地方局は地方性を失いつつあるので貴重なんです。


夕食の開始時間は、18時固定。個室が3つと、オープンスペース4卓。
部屋の料金と食事場所は無関係だと思います。
どちらが良い悪いは無いですね。個室が窮屈に感じる時もあるし
オープンスペースでお隣が煩く感じることもあるし。
和やかなオープンスペースが個人的にベストでしょうか?運次第。
大声の人って大抵聞きたくないようなこと喋ってません?あれってなんでだろう
他人の楽しいの会話って割と好きなんですが、そういう会話って穏やかで聞こえないもんですね


座席について、まずは八寸と飲み物。

八寸、いつも楽しみ。酒の肴寄りではなくて、季節の挨拶に近い。
こんな感じで行きますよ、と。で、はいはいそうですか~、と

飲み物だって地の物。小布施ワイン・井筒ワイン・オラホビール・自家製梅酒。
小布施の白が3000円です。幸せ

おしながきはなし。配膳の度に説明があります。
出てくるもの・順番もその日によって結構違うのですが、毎回10品程度はあると思います。
見て頂ければ。


2012年2月
八寸
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何度見ても美味しそう。でも箸をつけるのも勿体無いという・・・

ネギ鍋(2人分)
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豆腐が一人あたり5切れ(という表現も変ですが)。しっかりしている豆腐なのでお腹にたまります
ネギも恐らくかなり大きい物を一人につき一本
豚肉だって結構ありますね

アクが殆ど出ません
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シンプルなれど、出汁が上品で美味しいです。
ネギのぬめり(って書くと悪いものみたいですが美味しい成分)でトロトロした食味になります
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ひとり3杯くらいはあると思います。サラッと残せる人が羨ましくもある
雑炊用に完食しなくてもいいでしょう

お造り
信州サーモンの山かけ
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信州サーモンって所詮マスだよなって思っていたら、シナノユキマスに変わっていきましたね。
どちらも「マス」なんですが、シナノユキマスの方が食味が早く落ちるので出てくる旅館は少ないですね。
そういう意味では嬉しい変化です。

胡麻豆腐
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季節ごとに胡麻だったり、山菜だったりいろんな豆腐になります。

揚げ物
れんこんのはさみ揚げ
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揚げ物は、出たり出なかったり。メニュー構成によるんでしょう

サラダ
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根菜類の素揚げが絶妙です。真似しても再現出来ないのがサラダだったりします。

焼き物
信州サーモン
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酢の物
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香の物
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ご飯はそのままでも雑炊にしても好みで
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お腹は苦しいけれど、ネギの旨味と豚肉のコクが滲みている雑炊は美味しかった。

デザート
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ロビーに移動して。ご主人?セレクトの音楽が流れています。
毎回、食べるペースが遅くてお残りさん状態。
部屋に戻って丸子テレビでおばあちゃんの体操を見る。


朝食
朝8時半から
豪華には、見えないですね。「滋味深い」というのが一番しっくり来る感想です。
小鉢一つ一つの旨味を少しずつ味わいます。
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湯豆腐の薬味たち
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ご飯はおひつです。そんなに多くないですし、おかわりすることも可能なようです。
声をかけていただけます。 

朝食後にロビーでコーヒーのサービスがあります。最初は純和風な朝食の後にコーヒーが
邪魔な気がして遠慮していたのですが、美味しいコーヒーで今では楽しみのひとつになりました。

味の良さももちろんですが、器がどれも素敵ですね。